ジンおすすめ15選|定番からクラフトジンまで選び方と飲み方を解説

クラフトジンとボタニカル(柚子・玉露・山椒)

「ジンを買いたいが、定番とクラフトのどちらを選べばいいのか」「タンカレーやボンベイはよく聞くが、何が違うのか」「数千円出すならどの一本が失敗しないのか」──ボタニカルの個性で選べるようになった一方、選択肢が増えすぎて決められないのがいまのジンです。結論から言えば、1本目は定番のロンドン・ドライから入り、好みの方向が見えてからクラフトジンに進むのが最も外れません。本記事では定番5銘柄とクラフトジン10銘柄の計15選を、選び方・飲み方とあわせて麻布十番のジャズバーTOMIJAZが解説します。

ジン選びの結論は3つ。①1本目は定番のロンドン・ドライ(タンカレー/ボンベイ・サファイア/ビーフィーターなど)から入る ②度数は40〜47%が主流で、高いほど香りが立ちトニックに負けない ③好みの方向が見えたらクラフトジンで個性を追う。定番は2,000円前後から、クラフトジンは4,000〜6,000円台が中心です。ジントニックで飲むなら香りの輪郭がはっきりした銘柄を選ぶと失敗しません。

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目次

1. ジンとクラフトジン|違いと基本

クラフトジンとは、小規模な蒸留所で職人がボタニカルにこだわって作るプレミアムなジンのこと。2000年代後半から世界的にブームとなり、現在ジンは「ジンの第4世代」と呼ばれる時代に入っています。

1-1. ジンの定義と歴史

ジンは穀物を原料とする蒸留酒に、ジュニパーベリーを主体としたボタニカルで香りを付けた酒。17世紀のオランダで薬用酒「ジュネヴァ」として生まれ、18世紀のイギリスで現在のドライジンとして確立されました。

20世紀後半までは、ビーフィーター、タンカレー、ゴードンといった大手のロンドンドライジンが市場の中心。これら大手の安定感ある味わいの時代を経て、2009年頃から英国を起点に小規模蒸留所による個性的なジンが次々と誕生し、現在のクラフトジンブームへとつながっています。

1-2. クラフトジンの3つの特徴

  • 少量生産:年間数千〜数万本程度の規模、職人の手で丁寧に
  • 地域のボタニカル:その土地ならではの草木・果実・茶葉などを使用
  • 個性的な味わい:ジュニパー以外の香りが明確に立ち、銘柄ごとの差が大きい

1-3. ボタニカルとは

ボタニカルとは、ジンに香りを与える植物素材の総称。ジュニパーベリーは必ず含まれますが、それ以外は蒸留所ごとに自由に選べます。代表的なボタニカルには以下のようなものがあります。

  • ジュニパーベリー:ジンの主役、爽やかな松葉のような香り
  • コリアンダーシード:柑橘とスパイスの中間
  • アンジェリカルート:土の香り、ジンの骨格を作る
  • レモン・オレンジピール:柑橘のフレッシュさ
  • カルダモン・シナモン:スパイスの複雑さ
  • 桜・柚子・山椒(和素材):日本のクラフトジンの特徴

2. クラフトジンの種類|製法とスタイルで分類

クラフトジンを理解するには、まず製法による分類スタイルによる分類の2軸を押さえると整理しやすくなります。同じ「ジン」でも、製法とスタイルで味わいの方向性が大きく変わります。

2-1. 製法による分類

製法特徴代表例
浸漬法(マセレーション)原酒にボタニカルを直接浸して香りを移すボンベイ・サファイア
蒸気抽出法(ヴェイパーインフュージョン)ボタニカルにアルコール蒸気を通して香りを移すボンベイ・サファイア(一部)
ハイブリッド法浸漬と蒸気の併用、香りに奥行きが出る多くのクラフトジン

2-2. スタイルによる分類

  • ロンドン・ドライ・ジン:辛口・キレ重視の伝統スタイル、最も標準的
  • プリマス・ジン:英国プリマス地方のみで作られる、土の香りが特徴
  • オールド・トム・ジン:やや甘口、18世紀のスタイルの再現
  • ニュー・ウェスタン・ジン:ジュニパー控えめ・他のボタニカルを前面に
  • ジャパニーズ・ジン:和素材を活かした繊細で香り高いスタイル

近年のクラフトジンの多くは「ニュー・ウェスタン」のカテゴリに属し、ジュニパー以外のボタニカルが主役級の香りを放ちます。

3. ジンの選び方|失敗しない5つの基準

クラフトジンは銘柄数が爆発的に増えており、ボタニカルや原産国の違いで個性が大きく分かれます。香りの方向性・度数・産地・飲み方の4つを意識すれば、自分に合う一本が選びやすくなります。

3-1. 香りの方向性で選ぶ

  • シトラス系:レモン・オレンジ・グレープフルーツ。爽やかで初心者にも飲みやすい
  • フローラル系:薔薇・桜・カモミール。華やかで上品
  • ハーバル系:ローズマリー・タイム・セージ。料理を連想させる複雑さ
  • スパイシー系:カルダモン・山椒・胡椒。刺激的でカクテル向き

3-2. アルコール度数で選ぶ

クラフトジンの度数は40〜57%と幅があります。一般的に度数が高いほどボタニカルの香りが鮮明に立ちますが、ストレートで飲むには重く感じる場合も。カクテル用は45〜50%、ストレートやロックなら40〜43%を目安にすると失敗しません。

3-3. 産地で選ぶ

  • イギリス:クラフトジン発祥地、ジュニパーがしっかり立つ伝統派
  • スペイン:シトラスとフローラルが豊か、ジントニック文化の本場
  • ドイツ・スカンジナビア:森のハーブ、土の香り
  • 日本:和素材の繊細さ、桜・柚子・山椒・玉露
  • アメリカ:個性的で大胆、ホップを使ったジンも

3-4. 飲み方で選ぶ

ジンの飲み方が決まっていれば、選び方は絞り込めます。ジントニックで楽しむならボタニカルが華やかな銘柄マティーニで使うなら骨格のしっかりしたロンドンドライ系ロックやストレートなら和ジンが向いています。

3-5. 定番かクラフトかで選ぶ

最も実用的な分かれ道がここです。定番のロンドン・ドライはジュニパーを軸にした「基準の味」で、ジントニックやマティーニの土台として設計されています。対してクラフトジンは産地のボタニカルで個性を出すため、そのまま味わう飲み方に向く銘柄が多くなります。1本目は定番、2本目以降にクラフト、という順序が最も無駄がありません。

4. 定番ジンおすすめ5選|1本目に選ぶなら

クラフトジンの個性を判断するには、基準になる味を知っておくことが近道です。ここで挙げる5銘柄はいずれもロンドン・ドライの古典で、価格も手に取りやすく、ジントニックやマティーニの土台として世界中のバーで使われています。まずこの中の1本を空けてから、クラフトジンに進むのが最短ルートです。

4-1. タンカレー ロンドン ドライ|キレのある王道

アルコール度数47.3%。ジュニパーベリー、コリアンダー、アンゼリカ、カンゾウという伝統的な配合で、輪郭のはっきりしたドライな味わいが特徴です。度数が高いぶんトニックで割っても香りが痩せず、ジントニックの基準として世界中のバーで使われています。TOMIJAZでもグラスでご用意している一本です。迷ったらまずここから。

タンカレー ロンドンドライジン TANQUERAY LONDON DRY GIN 700ml
タンカレー ロンドンドライジン TANQUERAY LONDON 700ml
¥2,846

4-2. ボンベイ・サファイア|華やかなボタニカル

度数47%。10種類のボタニカルを、蒸留液に浸すのではなく蒸気にくぐらせて香りを移す製法を採るため、華やかで軽やかな香り立ちになります。青いボトルでおなじみの銘柄で、クラフトジンの多彩な香りに慣れる橋渡しとして最適です。こちらもTOMIJAZのバックバーに常備しています。

ボンベイ サファイア(ボンベイサファイア) 47度 750ml
ボンベイ サファイア
¥1,738

4-3. ビーフィーター ロンドン ドライ|柑橘が効いた定番

国内で流通する標準品は度数40%。レモンとオレンジの皮を丸ごと漬け込む製法によるはっきりした柑橘感が持ち味で、ジントニックにするとその輪郭がよく出ます。価格が手に入れやすく、家で気兼ねなく開ける一本として扱いやすい銘柄です。

ビーフィーター ジン 40度 700ml 正規 shibazaki_BEG
ビーフィーター ジン 40度 700ml
¥1,012

4-4. ゴードン ロンドン ドライ|穏やかで飲みやすい

国内向けは度数37.5%と、定番の中では最も穏やかです。ジュニパーの主張が控えめでクセが少なく、ジンの香りが強すぎると感じる方の入口に向きます。度数が低いぶんトニックは控えめにして、レモンやライムをしっかり搾ると輪郭が出ます。

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ゴードン ロンドンドライジン 37.5度 700ml
¥2,057

4-5. プリマス・ジン|産地が守られた古典

度数41.2%。イングランド南西部プリマスで造られる、産地名を冠した数少ないジンです。ロンドン・ドライよりジュニパーがやわらかく、土のような厚みとほのかな甘みがあります。マティーニに使うと角が立たず、古典的なカクテルの土台として評価の高い一本です。

プリマス ジン 41.2度 700ml 正規
プリマス ジン 41.2度 700ml
¥1,929

定番ジンは2,000円前後から手に入り、クラフトジンは4,000〜6,000円台が中心です。味の違いは価格差ほど単純ではなく、「濃さ」ではなく「方向性」が変わると捉えてください。定番で好みの軸を掴んでからクラフトジンに進むと、高い一本を買って口に合わなかったという失敗を避けられます。

5. クラフトジンおすすめ10選|個性で選ぶ一本

ここからは、麻布十番のジャズバーTOMIJAZでも実際に提供しているクラフトジン10銘柄を紹介します。それぞれ個性が際立ち、初めての一本としても、コレクションの一本としてもおすすめできる選り抜きです。

5-1. 季の美(KI NO BI)|京都発のジャパニーズ・クラフトジンの代表格

京都の蒸留所で作られる、日本のクラフトジンを代表する一本。柚子・玉露・山椒・檜・笹など、京都らしい和のボタニカル11種を6つのカテゴリに分けて個別に蒸留し、ブレンドする独自製法。

柚子の爽やかさと玉露のお茶の苦みが際立ち、ストレートでもジントニックでも料理とのペアリングが楽しめます。クラフトジン入門の決定版。

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¥4,568

5-2. ROKU(六)|サントリーが作る六種の和素材ジン

サントリーが手がける日本の四季を表現した6つの和素材(桜花・桜葉・煎茶・玉露・山椒・柚子)を使用したジン。比較的入手しやすく、和ジンの入り口として最適。

香り立ちが上品で、特にソーダ割りやジントニックでの親和性が高い。バーだけでなく、家庭でも楽しみやすい一本です。

サントリー クラフトジン 六 ROKU ギフトBOX(700ml)
サントリー クラフトジン 六 ROKU
¥4,291

5-3. モンキー47(Monkey 47)|ドイツ黒い森の47種ボタニカル

ドイツ南部・シュヴァルツヴァルト(黒い森)で作られる、47種類ものボタニカルを使った圧巻のクラフトジン。地元の野生クランベリーを含む、複雑で奥深い香り。

度数47%と力強く、ストレートでもジントニックでもボタニカルの複雑さが際立ちます。世界のクラフトジンファンが必ず一度は通る銘柄。

モンキー47 シュヴァルツヴァルド ドライジン 47度 500ml 並行 包装不可
モンキー47 シュヴァルツヴァルド ドライジン 47度 500ml
¥4,898

5-4. ヘンドリックス(Hendrick’s)|キュウリと薔薇の異端児

スコットランド・ガーヴァン蒸留所が作る、キュウリと薔薇の香りが特徴の異端児的ジン。1999年の発売当初から、世界のクラフトジンブームを牽引してきた銘柄です。

ジントニックにキュウリのスライスを添えるのがブランド推奨スタイル。エレガントで爽やか、女性にも好まれます。

ヘンドリクス(ヘンドリックス) ジン 44度 700ml 正規
ヘンドリクス ジン 44度 700ml
¥4,180

5-5. シップスミス(Sipsmith)|ロンドンに復活した小規模蒸留所

2009年、200年ぶりにロンドン中心部に開業した小規模ジン蒸留所として話題となった、現代クラフトジンの象徴的存在。「プルデンス」と名付けられた銅製の蒸留器で職人が手作りしています。

ジュニパーが主役の正統派ロンドンドライ・スタイル。マティーニとの相性が抜群で、クラシックカクテルを楽しむなら欠かせない一本。

サントリー ドライジン シップスミス ロンドンドライジン(700ml)
サントリー ドライジン シップスミス ロンドンドライジン
¥4,191

5-6. タンカレー No.10|タンカレーのプレミアムライン

大手タンカレーが作る少量生産の最高峰ライン。「No.10」は蒸留所の小型蒸留器の番号に由来。フレッシュなホールフルーツ(オレンジ・グレープフルーツ・ライム)を加えた贅沢な配合。

世界最高峰のジンコンペティション(IWSC)で複数回の最高賞を獲得。マティーニやネグローニの完成度を引き上げる力があります。

ジン タンカレー ジン No.10 ナンバーテン 47度 並行品 700ml (73383) スピリッツ gin(25-2)
ジン タンカレー ジン No.10 ナンバーテン 47度 700ml
¥3,223

5-7. アヴィエーション・ジン(Aviation American Gin)|柔らかく現代的なアメリカ製

俳優ライアン・レイノルズが投資したことでも知られる、米国オレゴン州ポートランド産のニュー・ウェスタン・ジン。ジュニパー控えめ、ラベンダー・カルダモン・橙皮など7種のボタニカルで柔らかな香り。

「ジンの松葉感が苦手」という方の入門としてもおすすめ。カクテルにすると個性が際立つ銘柄です。

アビエーション アメリカン ジン 並行品 42度 700ml 【父の日 ギフト 贈り物 誕生日】
アビエーション アメリカン ジン 42度 700ml
¥3,980

5-8. ジン マレ(Gin Mare)|地中海ハーブの個性派

スペイン・カタルーニャ産の地中海風ジン。アルベキーナオリーブ・ローズマリー・タイム・バジル・柑橘など、地中海の食材を思わせるボタニカル構成が独特。

料理とのペアリングに最適で、生ハム・オリーブ・チーズと合わせると真価を発揮。バーでの食事と一緒に楽しむには最高の選択肢です。

ジン マーレ 42.7度 700ml 包装不可
ジン マーレ 42.7度 700ml
¥3,798

5-9. 季のTEA(KI NO TEA)|茶葉の香りを極めた季の美の派生

季の美の蒸留所が手がける、玉露・かぶせ茶・煎茶など宇治の茶葉を主役にしたジン。お茶の渋みと旨み、ジンの清涼感が見事に融合し、和食との相性が極めて良い一本。

ストレートやロックで食前酒・食中酒として楽しむのがおすすめ。日本の蒸留酒文化の進化を象徴する銘柄です。

季のTEA 京都ドライジン クラフトジン (季の美 きのび キノビ) ギフトボックス入り(700ml)【季の美(KI NO BI)】[お茶の深い香 お酒 プ..
季のTEA 京都ドライジン クラフトジン 700ml
¥6,620

5-10. 桜尾(SAKURAO)|広島発のジャパニーズ・クラフトジン

広島の中国醸造が作るジャパニーズ・クラフトジン。広島産の柚子・夏みかん・神楽南蛮・赤紫蘇など14種のボタニカルを使用。地元の素材を最大限に活かした、瀬戸内らしい爽やかさが特徴。

季の美よりやや柑橘の甘さが前に出るスタイル。和ジンの飲み比べに加えたい一本です。

桜尾 サクラオ ジン オリジナル ジャパニーズ ドライ ジン 47度 700ml
桜尾 サクラオ ジン オリジナル ジャパニーズ ドライ ジン 47度 700ml
¥1,910

6. ジンの飲み方|銘柄の個性を引き出す4通り

クラフトジンは、飲み方によって表情を大きく変えます。ボタニカルの繊細な香りを楽しむ飲み方を覚えれば、同じ一本から何通りもの味わいが引き出せます。

ここではクラフトジン特有の「ボタニカルをどう立たせるか」に絞って解説します。ロックや水割りを含めたジン全般の基本的な飲み方、度数の目安、必要な道具についてはジンの飲み方完全ガイドをご覧ください。

銘柄を選んだあとは、その一本をどう飲むかです。ストレートから割り方までジンの飲み方5パターンとアルコール度数の目安にまとめています。

6-1. ストレート|銘柄の本質を知る

ジン本来の香りを楽しむには15ml程度を小ぶりのテイスティンググラスに注ぎ、常温で。最初の香りを嗅ぎ、舌の上で転がして、ボタニカルの順番(最初のシトラス、次のスパイス、余韻の松葉)を意識してみてください。

6-2. ジントニック|定番にして最高の試金石

クラフトジンの個性が最も発揮されるのがジントニックジン1:トニックウォーター3の比率で、銘柄ごとに合うガーニッシュ(ライム・グレープフルーツ・キュウリ・ローズマリーなど)を変えるのが、現代のクラフトジン文化です。

6-3. ジン&ソーダ|ボタニカルを直球で味わう

トニックの甘苦さを除いたシンプルなソーダ割りは、ジンの香りを最も素直に楽しめる飲み方。和ジン(季の美・ROKU・桜尾)に特に相性が良いです。

6-4. マティーニ|古典の力

クラフトジンを使ったマティーニは、銘柄ごとに別物の一杯になります。シップスミス、タンカレーNo.10、ボンベイ・サファイア──同じレシピでも、ジンの違いが完成形に直結。

TOMIJAZでは、タンカレー・ボンベイ サファイア・ザ・ボタニスト・No.3・サイレントプールの5銘柄をグラスでご用意しています。定番2種とクラフト3種が並んでいるので、同じ日に飲み比べて方向性の違いを確かめてからボトルを決めるという使い方ができます。ジントニックにするか、そのまま香りを追うかもお伝えいただければ、それに合わせてお出しします。

麻布十番でクラフトジンを楽しむなら:TOMIJAZのご案内

麻布十番のジャズバー TOMIJAZ では、ザ・ボタニストやサイレントプール、No.3といった個性豊かなクラフトジンを取り揃えています。ジントニックやマティーニ、ストレートまで、ボタニカルの香りを活かした一杯をバーテンダーがご提案します。ジャズの調べとともに、奥深いジンの世界をぜひお楽しみください。

所在地〒106-0045 東京都港区麻布十番2-8-3 ディケンズ麻布 3F
営業時間月〜水 19:00〜24:00(L.O. 23:30)/木・金 19:00〜翌2:00(L.O. 翌1:30)/土 19:00〜23:30(L.O. 23:00)
定休日日曜・祝祭日 ※土曜は不定休
アクセス東京メトロ南北線「麻布十番駅」4番出口/都営大江戸線「麻布十番駅」7番出口より徒歩3分
電話予約03-3454-5566 ※営業時間内のみ
ウェブ予約食べログ予約ページ

7. まとめ|ジン選びの3原則

クラフトジン選びで失敗しないための3原則をまとめます。

  1. 香りの方向性で選ぶ──シトラス・フローラル・ハーバル・スパイシーのいずれが好みかをまず明確に
  2. 飲み方を決めてから銘柄を選ぶ──ジントニック向き、マティーニ向き、ストレート向きは銘柄が変わる
  3. 飲み比べで個性を覚える──同じ飲み方で複数銘柄を試すと、クラフトジンの楽しみが一気に広がる

クラフトジンは、知れば知るほど世界が広がる嗜好品です。本記事で気になった一本を、ぜひバーや酒販店で試してみてください。

よくある質問(FAQ)

クラフトジンと普通のジンの違いは?

クラフトジンは小規模蒸留所がボタニカルにこだわって少量生産する個性派ジンです。大手のロンドンドライジン(ビーフィーター、タンカレー等)が安定したバランス重視なのに対し、クラフトジンはジュニパー以外の香り(柑橘・茶葉・薔薇など)が前面に立つ「個性」が魅力です。

初めて買うクラフトジンのおすすめは?

和素材を使った「季の美(KI NO BI)」または「ROKU」がおすすめです。柚子・玉露・山椒など日本人になじみの深い香りで、ジントニックでもストレートでも楽しめます。世界的には「ヘンドリックス」(キュウリと薔薇)も入門の定番です。

ジントニックの黄金比は?

一般的にジン1:トニックウォーター3が基本比率。ただしクラフトジンの個性を活かす場合はジン1:トニック2.5でやや濃いめが好まれます。トニックウォーターはフィーバーツリーやシュウェップスのプレミアム系を使うと完成度が劇的に上がります。

クラフトジンはストレートでも美味しい?

はい、特に和ジン(季の美・KI NO TEA・桜尾)や長期熟成系はストレートが真価を発揮します。小ぶりのテイスティンググラスに15ml程度を常温で注ぎ、舌の上で転がすとボタニカルの順番(柑橘→スパイス→松葉)が体感できます。

クラフトジンの保存方法は?

常温・冷暗所で立てて保管が基本です。直射日光と高温(30度以上)を避ければ開封後でも1年程度は品質を維持できます。冷蔵庫保管は不要ですが、ストレートで飲む際は冷凍庫で30分冷やすとボタニカルの繊細さが際立ちます。

クラフトジンの価格帯はどのくらいですか?

標準的なボトル(700ml前後)で3,500〜10,000円が中心価格帯。和ジンの季の美は5,500円、世界的傑作のモンキー47は1万円前後、限定品やヴィンテージは2万円超えも。ROKUのように2,500円台で買える優秀ラインも増えています。

クラフトジンとは何ですか?通常のジンとの違いは?

クラフトジンとは、小規模蒸留所が個性的なボタニカル(薬草・果皮・スパイス)を組み合わせて造るプレミアム・ジンのことです。1990年代後半から欧米で起こり、日本では2016年の季の美の登場が転機。通常のジン(ロンドンドライジン等)が「クリアでドライ」なのに対し、クラフトジンは銘柄ごとに香りの個性が際立つのが特徴。ジュニパーベリーは必須ながら、和素材・地中海ハーブ・茶葉など、銘柄独自のレシピが楽しめます。

クラフトジンの度数はどれくらいですか?

クラフトジンの度数は40%〜47%が標準です。法的にはジンは37.5%以上(EU)/40%以上(米国)と定められており、クラフトジンの多くは香りを最大限引き出すため45%前後を採用。例えば季の美は45%、モンキー47は47%、ROKUは43%です。ネイビーストレングスと呼ばれる57%超の高度数版を出す銘柄(プリマス、シップスミス等)もあり、香りがより強く立ち上がります。

バーでクラフトジンを楽しむコツは?

バーでクラフトジンを楽しむなら、①まずバーテンダーに「飲み比べ」を頼む(同じジントニックでも銘柄違いで香りが全く別物)、②最初の1杯は銘柄の個性が出やすいジントニックかストレート③2杯目は同じ銘柄のマティーニで食前酒として楽しむ流れがおすすめ。バーテンダーは銘柄の特徴とおすすめの飲み方を熟知しているので、好みを伝えて選んでもらうのが最善の入門法です。麻布十番のTOMIJAZでも各種クラフトジンを取り揃えています。

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この記事を書いた人

TOMIJAZ Bartenders(トミジャズ・バーテンダーズ)

麻布十番のジャズバーTOMIJAZの現役バーテンダーチーム。創業者・トミがニューヨーク20年・東京14年にわたり築いたジャズバーの歴史を、常連客からオーナーとなった株式会社Envalue代表の水野泰和が2022年11月より受け継いでいます。お酒・ジャズ・空間づくりに関する一次情報を、現場のカウンターから発信しています。

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